getting sober

 気付けばもう11月で、秋学期も半分が終わろうとしているみたいだ。「みたいだ」って実際そうなんだけど、いかんせん実感がまったくわかないので、こうした表現になるわけだ。2度目の大学2年生は無事終わっていくようだ。

 眠り続けた去年の秋と、見える景色があまりにも違うことに驚く。彼氏のことばかり考えていた、今その彼はもういない。就職するつもりだった、今は院を考えている。自己嫌悪のピークだった、固執するような自己なんてないことを知っている。変わらないのは短く切った髪くらい。まぁ、どんどん短くなってるんだけど。

 色んな大きい変化があったけれど、きっとすべてのきっかけは、去年の眠たい秋だった。
 不安から逃げるようにただただ夢に逃げ込んだ自分に、大丈夫だよと言いにいきたい。そんな気持ち。